虹のきれはし

「くらどぼん「くらやみシアター」」サンプル

くらどぼん「くらやみシアター」の表紙。絵もタイトルも黒背景に白の線画で描かれている。劇場の椅子が並ぶ中に、上段にはわくわくしている二つ結びの少女、おとなしく座っている眼鏡の少女、下段には仲良さげに身を寄せ合う双子の少女がいる。
くらどぼん「くらやみシアター」の中身サンプル。扉ページ。内容は以下。
        くらどぼん「くらやみシアター」へようこそ!
        くらどぼんとは?
        サークル「虹のきれはし」西村虹架とサークル「七色早色」早接さんによる合同サークル「くらやみドーナツ」の出す合同誌のシリーズ名です。 くらどぼん「くらやみシアター」の中身サンプル。目次。内容は以下。
        プラネタリウムメイカー 西村虹架 P03
        くらやみ -前編- 早接さん P15
        出張!画伯ちゃんと師匠 西村虹架 P29
        画伯ちゃんと師匠~暗闇に咲く白い花~ 西村虹架 P35
        くらやみ -後編- 早接さん P45
        イラストコーナー 西村虹架 P62
        あとがき P64 くらどぼん「くらやみシアター」の中身サンプル。「プラネタリウムメイカー」冒頭。
        星空をバックにセリフがある。「ねえ!お父さん」「忘れてないよね?」「今夜はモンジャラゲ座流星群の日だよ!」「私とっても楽しみで……」最後のコマに大きくタイトルと作者名西村虹架が記される。 くらどぼん「くらやみシアター」の中身サンプル。「プラネタリウムメイカー」冒頭。
        主人公の少女が目覚まし時計を止め、歯を磨き、学校に行き、チャイムが鳴り、部室の扉を開けるまでが1ページにまとめられている。。 くらどぼん「くらやみシアター」の中身サンプル。「プラネタリウムメイカー」冒頭。
        部室に眼鏡の少女がいる。本を読みながら主人公に「待ってたよれんちゃん」と話しかける。「こんちわ!」挨拶し、主人公は「しぃちゃんが天文同好会で昼間にやることなんてあんまりないんじゃない?」と言いながら、椅子に座り電子工作を始める。
        しぃちゃんはそれを見ながら「ううん れんちゃんのプラネタリウムの完成楽しみにしてる」と返す。
        最後のコマに作っているプラネタリウムの説明が入る。
        「説明しよう!
        アルティメットプラネタリウム1号(恋子作)
        1.小型で家に置ける!
        2.USBで転送したデータでなんでも映せる!
        ↑これが大事」 くらどぼん「くらやみシアター」の中身サンプル。「くらやみ -前編-」冒頭。
        児童書の文章のような語りから始まる。「むかしむかし おとぎばなしのなかに なかよしな双子が おりました。名前はゼル と マル。双子は じぶんたちの おはなしに うんざり していました。かならず きまった てんかいだからです。」ノンブル風の数字が-1-と記されている。
        ゼルとマルが夜の森を歩いているところが映る。「ねぇゼル 本当に大丈夫なの?」「もちろん!」「こんなに真っ暗だよ?辺り一面暗闇だよ??」「大丈夫大丈夫~」「くらやみは無限の可能性!」「何その理論!?お先まっくらじゃん!」 くらどぼん「くらやみシアター」の中身サンプル。「くらやみ -前編-」冒頭。
        語りとキャラクターの描写が交互に入る。ノンブルの-2-が記された「ある日 おはなしのなかから 出ていくことにしました」、困り顔で「このままじゃあ梟さんに会う前に迷子になるよぉ!」と言うマル。
        「ですが まいごに なってしまいました。くらい くらい まっくらな もりのなか でした。双子が おそるおそる もりのなかを 進んでいると……」、後ろ姿で顔は見えないけど「ははは マルは心配性だなぁ 私に任せておけって」と笑うゼル。
        不意に音がする。「!」「うわー!」女性に擬人化された梟が現れ「なんじゃ 童か こんな森で迷子か?」と双子に聞く。「バサバサバサ! ふくろうが あらわれました。」と、ノンブルの-3-が記された文が最後に書かれる。 くらどぼん「くらやみシアター」の中身サンプル。「くらやみ -前編-」冒頭。
        「「どうした? まいごか?」「そうなの。わたしたちが もりのなかから 出るには どうしたらいいですか」」という文章で始まる。次に自己紹介をするゼルと隣のマルが描かれる。「実はワタシたちは梟さん 貴女に会いに来たんだ!」「ほぉ…?」「まずは自己紹介だな ワタシはゼル こっちは双子のマル」
        そしてゼルが咳払いし「ワタシたちがお話の中から出るにはどうしたらいいですか!」と聞く。梟に「……お話…?」と返される。 くらどぼん「くらやみシアター」の中身サンプル。「出張!画伯ちゃんと師匠」冒頭
        ページ右半分にはタイトルロゴと「大発見!目を閉じると暗いよ!」と叫んでいる少女(画伯ちゃん)が描かれている。
        左半分にはキャラクターの自己紹介が4コマ形式で描かれている。
        リボンカチューシャの少女が「初めましてのみんなのためにキャラ紹介のコーナーだよ!まずはあたし画伯ちゃん!お絵かきが大好き!」と話す。次に「ししょー!」と、髪を一つ結びにした眼鏡の女性を紹介する。女性は「画伯ちゃんの絵の師匠よ~」と話す。
        次に画伯ちゃんは「飼ってるうしちゃん!」と、画伯ちゃんの頭に牛の胴体を持つ生き物を紹介し、その生き物は「んもん!」と鳴く。最後に三人が映り、「それでは本編をお楽しみください!」と締められる。 くらどぼん「くらやみシアター」の中身サンプル。「出張!画伯ちゃんと師匠」冒頭。
        2本の4コマ漫画が載っている。
        1本目:真っ暗な部屋で絵を描こうとしながら「お部屋が暗くてお絵かきできないよ~!」と叫ぶ画伯ちゃん。「そんなときは超強力懐中電灯の出番よ!」と、懐中電灯を持ち出す。ピカッと自分の手元を照らすが、あまりにも光が強いために「眩しすぎてお絵かきできないよ~!!」と泣く。
        2本目:うしちゃんの部屋に向かって、画伯ちゃんが「へい!うしちゃん!深夜にこっそりジャーキーでも食べようぜ!と話しかける。返事がなかったので、画伯ちゃんはドアを開け「寝てるのかな?部屋が暗いよ そんなときは出力控えめ懐中電灯の出番よ!」と言いながら部屋を照らす。
        暗闇の中に光るうしちゃんの目を見て、画伯ちゃんは「ギャーッ!!目が光ってる!」と叫ぶ。最後のコマで画伯ちゃんが師匠に「だめでしょう ビーフジャーキーを食べさせたら共食いよ?」と説教され、「騒ぐなとかじゃなくてそこ?」と画伯ちゃんが言っているのをうしちゃんははてなマークを浮かべながら聞いている。
ひとことコメント

以上、「北海道COMITIA20」で出した本、「くらどぼん「くらやみシアター」」のサンプルでした。
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