フリーゲーム「迷宮郷まよろば」感想
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おもちゃ箱をひっくり返したような大旅行。
今日は好きなフリーゲーム、迷宮郷まよろばについて紹介します。
この記事を書いたときのバージョンは1.1.0ですが、一部古いバージョンでの印象になります。
2025/8/1に一部追記しました。
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おもちゃ箱をひっくり返したような大旅行。
今日は好きなフリーゲーム、迷宮郷まよろばについて紹介します。
この記事を書いたときのバージョンは1.1.0ですが、一部古いバージョンでの印象になります。
2025/8/1に一部追記しました。
不思議な迷宮の世界を歩き回り、観光できるゲームです。
「おたから」と呼ばれるアイテムを集めたり、自販機で飲み物が買えたりします。
超美麗ドット絵がひたすら、頭からしっぽまで詰まってます。
全編自作グラフィック、全編自作BGMです。
制作ツール元のコンテスト「第16回 WOLF RPGエディターコンテスト」(通称ウディコン)では全体順位3位。
【画像/音声】部門では1位。すごい!
ドット絵グラフィックのゲームが好きな人。
お菓子の国の存在が許されるような、自由な世界観が好きな人。
自作素材の多さに感動するタイプの人。
この迷宮はとても不思議なので、ちょっと歩いただけで世界観がころころ変わります。
次は何が出てくるんだ!?と、飽きない楽しさがありました。
以下ではネタバレに配慮して序盤のスクリーンショットを貼ります。
最序盤に訪れるおもちゃみたいな世界。
かと思えば進むと地下水路に突入。
地下水路を抜けてはしごだらけのエリアで扉を発見。
無視して梯子をまだまだ登る?
それとも扉の先に行く……?
まあ、どっちでもわくわくする冒険なのには変わらないけどね。
歩くことの比重が大きいゲームでは、「ダッシュですら足りない、もっと速くしたい」と思うこともたまにあるかもしれませんが、今作ではそう思いませんでした。
大きく道を引き返す必要が少ないよう設計された、全体のマップ構造のつくりによるものも大きいのでしょうか。
ショートカット用の扉も配置の塩梅がいい感じです。
また、エンディングを見るために必要なおたからの収集も、あまり高難易度に隠されたものは少ないです。
クリアするだけならかなりかんたんです。ヌルいのではなく、ストレスフリー設計だと私はとらえています。
また、本編が易しすぎるという方でも、マップ踏破率コンプのほうは手ごたえを感じられると思います。私もまだ94%くらいです。
ホラー系のマップが1箇所あります。エンディングのためには行かねばなりません。
私にとってはいいスパイスだと感じたのですが、苦手な人はつらいかも。
追いかけっこ要素はないので、怖い中急かされるのがダメというタイプであればたぶん大丈夫です。ゆっくり操作できます。
それとは別にちょっとしたアクション要素があります。マリオみたいなジャンプ系。
苦手な方はお気をつけを。
突然ですが、私はお菓子の国が出てくるゲームが好きです。
小学生のころに遊んだ童話モチーフのゲームのせいで、なかなかこの世に多くはないものを好きになってしまいました。
そして厳密には「お菓子の国『も』出てくる自由でメルヘンな世界観のゲーム」が性癖です。
スマホゲームの「メルクストーリア」とか。サ終したけど……。
ある日突然まよろばのスクショが流れてきました。
それはスイートストリートのスクショでした。
(もう具体的にどのツイートだったかわかんないので、これは自分で撮ったスクショ)
そんで、私はうおーっ!ってなって、まよろばを遊んで大満足して、ウディコンに投票したわけです。
大満足です。ここに楽園はあった。
まよろばの好きなところを4つ書きます。
メルヘンなところが好きで始めたゲームですが、特に好きなところはメルヘンとはむしろ遠めのところかもしれません。
ネタバレ注意!読む人はスクロールしてね
まよろばに出てくる風景は王道に綺麗なものが多いと思うのですが、個人的に衝撃だったのはそういう綺麗な場所ではなく地獄でした。
注意点に出てきたホラーマップですね。
私はあまりホラーゲームをやりません。理由は「追いかけっこ」など、操作が大変な要素とホラーはたいてい抱き合わせだからです。
でも、まよろばに出てくるじっとりとしたこの地獄の恐怖は、怖くはあるのですが「操作をさせて、ミスらせよう(そして焦らせてもっと恐怖させよう)」という意図はないので、怖さに集中できます。
叫びたくなるというよりは、静かに汗が流れたり、吐き気がこみ上げるような印象です。褒めています。
ですが、びっくり要素がないわけではありません。
このはしごの演出にはしびれました。
まよろばは基本的に行き止まりが少なく、あっても最深部にもどれるチャンがいて入口までワープさせてくれるので、来た道が行き止まりになってて帰れないというのは衝撃的だったのです。
踏み込んではいけない場所に行ってしまったという実感がありました。
しばらく「あれ?あれ?」と言いながら右往左往……いや、上往下往しながら、帰還アイテムを思い出してなんとかなりました。
個人的には、地獄帰還後のしばらくの間、もどれるチャンにべたべた甘えるフロートチャンが見たいですね~(妄想大爆発)。
あと、ショートカット扉エリアで流れている曲「彼岸花」、好き。
オレンジの秋の色が暗い闇に沈んでいくところから始まる、迷いの森。
ここで冗談抜きで30分くらい迷う人がいます。
私です。まあ旧バージョンの話ですが……。
これが入口から迷いの森1層目に到着した瞬間のスクショ。
迷いの森といえば、正解のルートを通らないと入口に戻される……というのが定番です。
さて、正解の扉は右?左?
答えは、最初のスクショには入っていないいちばん右の扉です。
……。
この扉を一度見さえすれば、特殊な装飾があるのですぐわかります。
問題はうっかりさっきの扉を衝動のままにくぐった場合です。
現在のバージョンでは1層目、このスクショのマップに飛ばされるのですが、1.0.0では出口に繋がらない迷走マップに飛ばされます。
一度そうなれば引き返して入り直すまで突破の方法はありません。
しかも迷走中にもマップの見た目はランダムで変わっているようで、進めば出れると錯覚させてしまいます。
いや~恐ろしいマップだった。
現バージョンで修正されているのも納得なのですが、私は昔の極悪仕様のほうが好きです。
【2025/8/1 追記】
投稿後に読み返してたら「迷いの森が極悪な仕様である」ことは書いてあるけど「なぜ、その極悪仕様を好きになったのか」説明不足な気がするので書き足します。
要は、1層目でまともに確認もせず、そして「たとえ間違ってても入り口に戻される程度だろう」と舐めていたせいで遭難した、その容赦のなさが「本物の遭難体験」だなと思ったんですよね。
ゲームじゃなかったら今頃わたしはキノコの養分なわけです。
全ての「迷いの森」を過去にするその凶悪な難易度にしびれました。
個人的には迷走の仕様はそのままに、「入口に戻れる」という選択肢がもっとわかりやすかったらな~と思います。まあ今の難易度にも不満はありませんが……。
【追記おわり】
次に印象的だったのはおたから、天球儀です。
これ。(中央)
おたから難易度ランキングトップワンと思われるラスボス枠です。
実際、これがある場所も、「ゴール」があるので実質ラストダンジョンですしね。
プレイヤーならご存知だとは思いますが、「キノコとはしごの謎」とは別のおたからで語られたヒントです。
「きのこ大空洞」のマップにこのヒントがあり、これに従えば大空洞のほうは簡単に見つけられます。
あとは、おたからの名前は最初からわかっているので、パート2がありそうな「プラネタリウム」を探索することになります。
プラネタリウムは幻想的なマップです。
この辺にはしごがあります。
どこにいるか見えない?そうですね。雲の陰です。
目印のキノコも大きいし、今思えばそんなに難しくもないんじゃないか?という印象になるのですが、とても難しかったです。
というのも、調整が入る前のバージョンでは完全な突き当りの下にはしごがあるわけじゃなかったので、位置調整が大変でした。
ここにはないんだと思って他のところを探し回り、最終的にはウディタ(制作ツールのほう)を用いて中身を確認しました……。
これを私は調整ミスだったなあ、嫌だなあと思っているわけではなく、むしろラスダンに鎮座するボスとしての天球儀が好きです。
「長髪の中性的なお兄さんとして擬人化してぇ~。『フハハ、君にこのわたくしが見つけられるかな?』とか言ってほし~。絶対モノクル」と思っています。
難易度のメリハリがついてよかったと思います。ただ、修正後の位置のほうがうれしくはある。
雪の迷路も好きです。
マップを歩いて探索するんじゃなくて、十字キーで場面を切り替えて進む。
突然ゲームルールがこうなったのでインパクトがありました。
このマップを進むために、私は手描きの地図を作りました。
本当は別のマップに地図が隠されているのですが、そんなことも知らずに自分の力で突破しました。
それがすごく「冒険している」ようで楽しかったです。
地図、なくしちゃったけど、今はもう勘ですぐ突破できます。
まよろばが好きだから。たくさん遊んだから。
迷宮郷まよろばをよろしくお願いします。
もう一度ダウンロードリンクを貼ります。
迷宮郷まよろばのダウンロードはこちら!
それと、BGMが好きになったみんなはサントラも買いましょう。作業用におすすめです。
強火のそぞろファンになったみんなは、Skebでマップ風ドット絵とか描いてもらうのも楽しいですよ。私は描いてもらった(ドヤ顔)。
まよろば、さいこ~!